20歳を超えて大人の年齢になっても、ニキビに悩む人は少なくありません。
10代特有の症状ではなく、大人になっても出てくる症状なので悩ましいのです。
原因として考えられているもののひとつに男性ホルモンが挙げられます。
ホルモンの分泌が活発であれば皮脂腺の発達を促進させたり、
角化細胞の増殖・過角化などの作用が原因となります。
またホルモンバランスの乱れもニキビができる原因です。
それなら男性ホルモンの働きを抑制することが症状の改善に繋がると考えられます。
これを「抗アンドロゲン療法」といい、ホルモンが作用する際の
受容体(レセプター)をブロックすることで可能にします。
薬剤を使用し、受け口をブロックすることでホルモンの働きを抑制することが出来るのです。
ソララクリニック仙台にはニキビ治療専門外来があり、この療法を取り入れています。
クリニックのサイトのアドレスはwww.drsato02.com/nikibi/なので、気になる人は見てみるのがおすすめです。
ニキビの治療は、個々の状態によって違っています。
それぞれに的確な治療法の選択をすることがとても大切なことです。
ソララクリニック仙台では一般保険診療では治療が難しい重度の尋常性ざ瘡(にきび)に対しても、
有効な複合治療が可能となっています。これまでの治療に効果がなかった人も諦めずに問い合わせてみましょう。
男性ホルモンの作用を抑制させる療法について
大人ニキビと「男性」ホルモンには深い関わりがあることがわかっています。
そこでまず有効とされるのが「女性」ホルモンを補充する療法です。
相対的に「男性」ホルモンを減少させることで、ニキビの発症を抑えようと働きかけます。
これで効果があれば良いですが、人によっては効果があらわれにくいです。
その場合はホルモンの量が問題なのではなく、受け口である「受容体」の
反応が良すぎることが原因として考えられます。
つまり「女性」ホルモンを負荷しても効果はなく、「受容体」の働きを抑えることが求められるのです。
そこで行われるのが「抗アンドロゲン療法」です。
受け口となっている「受容体」を薬剤使用によってブロックすることで、治療効果を発揮する可能性があります。
この療法をソララクリニック仙台では大人ニキビの治療に使用しています。
この治療がとても効果的であることはわかっていますが、長所と短所があるので
単独の治療法としては使用していません。
クリニックでは局所療法の補助としての使用を軸としています。
ニキビの治療は単純には考えられず、体調・ストレス・ホルモンバランス・精神状態・
気候などが複雑に関係しているため、原因を総合的に捉え、専門的な知識と
経験のある医師による治療が必要です。