ニキビができてしまう原因は、過剰な皮脂の分泌で毛穴に皮脂が詰まって角栓になり
雑菌が繁殖してできるケースや、ホルモンバランスの乱れで引き起こるケースや
乾燥肌で肌のバリア機能が失われている場合などさまざまな原因があります。
お菓子やファストフードなど油分が多い食事を多く摂取している方などもニキビになりやすいです。
ニキビだと思って市販の薬を塗ったり、ビタミン剤を服用しても改善されない場合は、
ニキビではなくアレルギーの可能性があります。
肌に直接つける化粧水などの基礎化粧品やファンデーションなどのコスメや
日焼け止めなどに入っている成分が肌に合わないときなど、刺激が強く
アレルギーが引き起こる場合があるので、注意が必要になります。
食物からもアレルギーの症状がでることがあります。また、花粉やハウスダスト・
紫外線などの外的要因の影響でアレルギーを引き起こすこともあります。
ニキビだと思って間違った処置をしてしまうと症状が悪化することがあるので、注意が必要になります。
大量発生している吹き出物が、アレルギーなのか、ニキビなのかまたは
湿疹などの皮膚疾患なのかなど正確な判断を病院でする必要があります。
アレルギーの可能性がある場合は専門医へ
ニキビなどの皮膚疾患がある場合は、病院の診察が必要になります。
素人では判断することができないので、皮膚科や美容皮膚科などの
肌の専門医への受診をおすすめします。
病院では、血液検査をおこなってアレルギーの有無を検査したり、
ドクターが直接肌にできている吹き出物を見て病名を判断します。
アレルギーの症状では、かゆみや痛みなどが引き起こることがあり、
そういった症状もドクターに伝える必要があります。
かゆみなどがある場合は、肌をかいたりせずに冷やすと良いです。
血液検査では、どの物質反応がでるのかを細かく検査することができます。
卵やそば・小麦などの食べ物や杉やヒノキ・ブタクサなどの植物など、
どの物質で反応がでるのか検査することで、ニキビなのかアレルギーなのか、
別の肌トラブルなのか判断することができます。
ニキビならば抗生物質の内服薬や抗生物質の外用薬の処方がされます。
アレルギーならば、抗ヒスタミン系薬の内服やかゆみ止めなどの外用薬の処方がされます。
皮膚に現れている症状によって処方される薬が違うので、ドクターの判断が必要になります。
アレルギーで引き起こっている可能性がある場合は、症状が悪化する前に
専門医に早急に相談することが必要になります。